京都国際文化協会では内外の研究者や芸術家をお招きし、専門に関わる分野や異文化間交流についてご講演いただいています。今回は、日本語学習素材集『中上級のにほんご』を作っている「創作集団 にほんご」の浅野陽子先生にお話ししていただきます。
浅野先生は、『日本語ジャーナル』(アルク刊・2005年休刊)の編集を13年間なさったのをはじめ、辞書、日本語教材、書籍、などの編集に携わってこられたフリーの編集者です。 現在は、「創作集団 にほんご」で、毎月『中上級のにほんご』を出版していらっしゃいます。
今回は、この『中上級のにほんご』がどのような意図をもって作られているか、授業でどのような使い方ができるかを話してくださいます。先生は、「『中上級の日本語』は、特にボランティア教室や個人のレッスンで使いやすいように作られているので、皆様の授業のヒントとなれば幸いです。」とおっしゃっています。
セミナーでは、前半は、ニュース、読み物、クイズ、マンガなどが、どんな意図を持ってつくられているのかを、後半は、『中上級のにほんご』が、現在、どのように使われているのか、使用例や使用案を、たくさんお話しくださいます。
みなさまのご参加をお待ちしています。 |